2009-07-11から1日間の記事一覧

「エコ恋愛」婚の時代 (光文社新書) / 牛窪恵

この「エコ」はecologyというよりeconomy。 雑誌編集者らしい、わずかな兆候から新たな動きをピックアップしている。悪く言えば針小棒大。学術的な話ではない。それなりに楽しく読めるが。

中国の異民族支配 (集英社新書) / 横山宏章

読んでいるうちにタイムリーなことになってしまった。 中国共産党政府は現在世界最大の帝国主義者なんやね。 清軍は揚州で10日間で80万人を虐殺したということになっているらしい(1645年、揚州虐殺)。近代兵器のないこの時代にこれはすごい、っていうか無理…

相続はおそろしい (幻冬舎新書)/ 平林亮子

「相続留守ほどの遺産なんかあらへんで」というのは間違いなんだそうだ。

貧困化するホワイトカラー (ちくま新書) / 森岡孝二

小泉流新自由主義が労働者の貧困を産みだしたというのはひとつの事実ではあるかもしれないけど、それを非難して規制を強めたところで問題は解決しないんじゃなかろうか。インターネットや交通手段の発達によって人や物やカネや情報が自由に行き来するように…

デジタル社会はなぜ生きにくいか (岩波新書)/ 徳田 雄洋

「デジタル社会がなぜ生きにくいか」ではなく「デジタル社会のどの辺が生きにくいか」が延々と書いてある。看板に偽りあり。

経済成長という病 (講談社現代新書) / 平川克美

経済論なのかと思って期待したけど、なんか中盤から道徳論っぽくなっってきた。