現役陸軍大佐もハマッてしまった米国版「出会い系サイト」の実態

 米国の出会い系サイト,すなわち「オンラインによるお相手探し」のすごいところは,上記のような細かい選択要素を「ハッキリと」指定できる点にある。こういうことは普通,面と向かっては言えないこと,いや「言ってはいけないこと」だ。例えばある男性が,会社の同僚の女性に,交際を申し込んで断られたしよう。その際,この女性が「ごめんね。あたし○○系アメリカ人以外の男性とは付き合いたくないの」とでも言おうものなら,翌日の職場は大変な騒ぎになるだろう。この女性はRacist(人種差別主義者)として,恐らく数日後には会社を去らねばなるまい。

 ところがインターネット(出会い系サイト)上では,みんな平気でこういうことを言っているのだ。何しろ,瞳や髪の色まで事細かに指定するのだから,「肌の色」なんて,もう基本中の基本である。「好みの相手」欄には例えば,「私と同じ○○系アメリカ人で,年齢は27〜33歳,身長6フィート以上でないとだめ」などと書いてある。

 さすがアメリカ。
 韓国は出身地とか姓とか気にするらしいけど、出会い系サイトでは同じように重要な要素になっているんだろうか?
 データの粉飾は世界共通でしょうね。程度の差はあっても。