google八分がもたらすもの

 私としてはgoogleに対する「恣意性のないスパイダー型検索エンジン」という思い込みはまったくなくなってしまった。これまではgoogle以外で検索する必要なんてまったく感じていなかったが、最近は他の検索エンジンでも検索することが増えてきた。つまりはgoogleの輝きが一気にうせてしまったということ。
 もう一つ、おおきなお世話だけど、これは莫大なコスト増をもたらすということ。抗議があった場合、そのページだけはずしたところでたいした効果はないし、となるとgoogle側でせっせと除外ページデータベースに登録を続けるか、抗議者からの延々続く抗議に対応しなければならなくなる。データのメンテナンスも必要。さらにはその抗議が正当かどうかの検証にも手間暇がかかる。かといって、こういうのは一度始めたら途中でやめるわけにはいかないだろう。
 そもそもスパイダー型検索エンジンが検索結果として表示しているページのコンテンツの内容に責任を持つ必要があるんだろうか?そういうんだったら猥褻系コンテンツとか、あるいはちょっと前マスメディアで話題になった自殺系サイトについてもせっせと除外ページとして登録するの?それこそ悪徳商法のサイトも除外せんとならんやん。