ウェディング問題に見る「インターネット上の表現の自由と名誉毀損」

 総会にはウェディング関係者も出席、ウェディング側から見た経緯説明を行なうと同時に、「刑事もできる限り速やかに取り下げる」と明言。

 なにぃ、いったいどういった経緯で。これまでも前言翻したり、いうとることとやっとることが違ったりというのがなんどかあるから、まだ要注意やね。

「新聞社や出版社などの企業が情報コンテンツサービスとして提供する情報と、個人がホームページやBlogなどで公開する情報とは切り分けが必要だ。企業が事業として行なう情報サービスは、情報の裏が取れているものと受け止めるのが当然だが、個人がサイトで公開する情報はあくまで個人が見聞した範囲で述べているもの。情報を受け取る側が予期する情報の信憑性に違いがある」と述べた。

 どうもこれはよくわからんなぁ。信憑性が低くても、というか低いからこそ興味本意で広がり、名誉が毀損されやすいんじゃないのか。断言するよりも伝聞・推測調にした方が情報が広まりやすい、「誰にも言わないで」「絶対に秘密やで」といった方が情報が広まりやすいってのは人の世の常でしょ。
 それとも法律的な成立要件として「信憑性が高いと認められる」ってのがあるんだろうか。だったらええかげんな情報で名誉毀損されても救済されないの?たとえば個人がまいたビラとか怪文書で不名誉な話喧伝されても「信憑性が低いとみんなが思っているから名誉毀損にあたらない」ってことなんだろうか。