1周ローリング。雨、霧は昨日並み、強風。
ニッポ車
広川にて遭遇。
やぶれかぶれ
駅そばの居酒屋にて。
ひかりレールスター
4列シート、社内アナウンスなしのサイレントカー。ごっつう得した気分。
もしもの世界
新城は一人でどんどん差を広げていったわけで、力はチャンピオンにふさわしいものを持っていたと思う。集団の力が発揮されにくい極悪の天候を読み切ったのもたいしたもんだ(これは浅田監督の功績かも)。沖縄出身ながら寒いレースで買ったのも見事。
でもあえて、シマノが勝つ手段はがあったんじゃないかと想像を巡らせてみる。選手がもしもの世界をいうといいわけに聞こえるけど、見てる側にとってこんな楽しいことはない。
で、まずは最初の逃げ。ここで土井を使ってよかったのか。ヨーロッパで調子をあげてきた土井はいまシマノでいちばん強いと思っていたので、温存しないのは意外だった。誰がエースなのかが見えない。逆に梅丹については、エースは新城と見せかけて福島兄で狙うというトリッキーな作戦を想像してたので「やっぱりオーソドックスにいくのか」と思った。
かといってシマノで前半に逃げに乗る適当な選手はいない。野寺はエース格として、阿部はアシストとして残したいし、他の選手は微妙。悪天候が得意そうな品川は故障上がり。結局貴重な駒をここで使ってしまった、土井が逃げた上で完走したという結果だけ見ても、力のほどはよくわかる。
次に、新城のアタックについていくのがスピードが売りの大内でよかったのかという疑問。逃げが得意な広瀬、独走も得意な万能アシストの阿部あたりがついていった方がよかったのではないかと思う。この選手たちを後ろの集団で使えなくなるのは痛いが、逃げを決められては元も子もない。
とかいろいろ思ったけど、やっぱり新城の脚力、勇気、チーム力はチャンピオンにふさわしいものがあったと思う。おめでとう。
世代論をぶってみる
世代論ってのは個人のもろもろをすっとばすもので、あまり好きではないけど、hamazoさんのコメントに触発されて、あえてぶってみる。
おっさん世代は、ロードレースが超マイナーな時代にロードレースに魅せられ、人生を捧げた世代。世間の無理解、無関心の中で競技を続け、人によっては苦労してヨーロッパで活動してきた。つまりは苦労人の世代。
若造たちはシャカリキ!世代。テルやユタやエル・コンドルに憧れた多くの才能ある選手がおっさんたちの築いたレールやおっさんたちが導入したトレーニングプログラムに乗って力を伸ばしている。執念とか根性とかもおっさん世代から受け継いでいる。
20代後半はその谷間じゃないかと思うんたけど、どないでっか?
10年後に理解不能なオーバードライブ世代が現れたらいややなぁ。せめてヘルメットはかぶってくれ。