そのうえで、フリーターの増加が続けば、「今後の日本経済を支える若者の職業能力が高まらず、経済全体の生産性が低下して、成長の制約になる恐れがある」との懸念を強調した。
就職してひとつの会社にとどまっている人よりもいろんな職業を経験するフリーターの方が職業能力が高まるように思うんやけど。まぁ場合によりけりではありますが。
フリーターの増加は、経済構造（？）としていわゆる3K（なつかしい響き）の部分を合法or非合法の海外からの出稼ぎ労働者に依存するようになってその分の「日本国民」の雇用が減ったという要因もあるわけで、たぶんそれは元には戻らないだろうし、教育でなにか解決できるというわけでもなさそうに思う。「国民」生活白書としてはそんなことをいうわけにはいかないというのはわかってはいるけど。
そもそも、正社員がえらいとか安定しているって発想自体、そろそろ改めるべきでしょう。といっても白書を作る人たちにはわからないでしょうが。
