オンライン・コミュニティーは「村」か?

 仲俣さんid:solarさんの恒例の寄稿。

 半年ほど住み着いてみて感じるのは、「はてなダイアリー」のような場所でいま形成されているコミュニティーは、よく言われるような「村」であるよりも、一種の集合住宅みたいなものだな、ということだ。

 「はてなダイアリー」に書き込んだこちらの日常雑記と仕事上のアイデアメモに対し、「はてな」というコミュニティー装置を通して書き込まれるコメント(もちろん、そこには「はてな」ユーザー以外もある)によって発生するご近所感覚は、いわゆるベタベタの人間関係とも、「2ちゃんねる」的なアナ―キーとも違って、なんとも自然なコミットの仕方だった。

 なかなかうまいたとえだと思う、なんてのはプロに対して失礼かな。
 たぶん仲俣さんが感じているのと同じようなことを私も感じているように思う。その集合住宅ははてなダイアリーの中に何棟もあちこちに分散して、いろんな形態(長屋だったり、エ・アロールだったり)で存在していて、一人で複数の集合住宅に住んでいたりするんでしょう。
 一方で、キーワードの整理にこだわりを持っている人は少し違う感じ方しているのかなとも思ってみたりする。