前々から気になっていたノバの車内吊り広告。
自分が無意識にしゃべっている言葉や、雑誌にカタカナで混じる英語の数を、一度数えてみてください。(これがイタリア語だったら、もうペラペラです)
まず、読点の打ち方が気持ち悪い。特に最初の読点は明らかに変。「や」で並立しているのは「言葉」と「雑誌」だけど、ここに打つと「ことば」と「英語」が並立しているように読める。
なによりも気持ち悪いのは、「これ」が何を示すのかわからないこと、何語がペラペラになるのかわからないこと。「日本語の中に混じる英語の数が多いでしょ」というのはわかる。その後の考えられる解釈としては
- 日本語の中にイタリア語がこれだけ混じっていたらイタリア語はペラペラ。それだけイタリア語は簡単。
- 英語の中にイタリア語がこれだけ混じっていたらイタリア語はペラペラ。それだけ英語とイタリア語は似ている。
- イタリア語の中に英語がこれだけ混じっていたら英語はペラペラ。それだけ英語とイタリア語は近い
あたりだけど、どれも違うような気がする・・・・。
英語がどうのこうのいう前に、きちんとした日本語の広告文を書いて(採用して)ほしいもんです。