ドン・キホーテ社員、身分隠し記者会見出席

 社員は会見が始まる前に会見場に入り、消防局幹部が「記者以外の人はいませんか」と事前に確認しても名乗り出なかった。会見後、不審に思った記者が社員に身分を尋ねると「急いでいるので」と立ち去ろうとしたが、問い詰められて「ドン・キホーテ社員」と打ち明けた。

 鬼の首取ったような書きっぷりだけど、記者以外を排除するという会見のやり方の方がずっといびつだということに気がついていないようで。こういういい方をするってことは、ドン・キホーテの社員が混じっていないかのチェックではなくって、フリージャーナリストとかルポライターとか言われる人たちが混じるのを排除しようということを意図したものだと推測する。要するにこの記事は「記者クラブという特権団体の中に外部の人間が混じったのはけしからん」っていうことが本音でしょうな。