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実名報道は魔除けのため

アルジェリアの事件の犠牲者の氏名を政府も会社も発表しないことに関してマスメディア側から理屈にもならん理屈での政府・会社への非難が笑われているけど、マスメディアが実名報道にこだわるのは宗教的、というか呪術的な理由がある。 井沢元彦さんが「逆説…

パラリンピックの報道

新聞を読んでいると、日本選手のリザルトは載っているけど、誰が勝ったのか書いていない。これは勝者を称えるという心、勝者に敬意を払うという心がないということ、つまりはパラリンピックをスポーツとしては見ていないってことを示しているんじゃないかと…

塩谷瞬が叩かれるのってテレビの論理でしょ

そう大物でもない俳優の、犯罪でもないことをテレビが叩き続けるのは結局テレビの論理でしょ。 そう大物でないのであとで番組制作に支障を生じるわけではないし、でもそこそこの実績があるので説明すれば「ああ、あの人か」とわかるちょうどいいくらいの存在…

大分の特徴2つ

なりゆきで同窓会総会に出席して、先輩方や先生方のお話を拝聴した。そこで痛感したことが二つ。 大分は高校閥の世界 熊本で激しいように聞くけど、大分も似たようなものらしい。 大分合同新聞がすべて 大分合同新聞に載っていることはみな知っているという…

大文字送り火の件は読売新聞のスクープではない

なんかネット界隈では読売新聞のスクープが元でこの話題が広がったように思われているが、紙の新聞をチェックしたところ ・土曜日朝刊に京都新聞が第二社会面(三面対向)で記事掲載。 ・日曜日朝刊一面に朝日新聞が掲載 ・月曜日朝刊一面に読売新聞が掲載、Yo…

母が原発容認派になったきっかけ

母は1934年生まれ。子供として原爆の話を聞き、空襲も体験しているだけあって、原子力発電所には懐疑的だった。そんな母があっさり原発容認派になったのは当時日本テレビ系列で放送されていた「ルックルックこんにちは」に出ていた竹村健一の影響だった。 大…

ニュージーランドの対応

あっさりと「もう望みがない」といってしまえるのは言霊のない文化だと改めて思う。 感心するのは、マスメディアにいかに騒がれようとも、それによって対応を変えないということ。総理大臣がマスメディアの批判に勘えられず、というかマスメディアが伝える世…

日経電子版のCM

家で娘と母が日経電子版を読んでいるという設定だけど、IDとパスワードを共有するっていうセキュリティ上問題がある行為をCMでお勧めするってどやねん。

見事なタイミングの皆様

政府が来年度予算案を閣議決定する日に、警察はテロ情報漏洩の調査結果を発表、検察は証拠改竄の調査結果を発表。期待通りに翌朝の朝刊の記事では予算関連の話題がほとんど。テレビの報道番組もやはりどうしても予算が中心。いくらなんでもそのタイミングは…

今日の新聞は各紙支離滅裂

小沢一郎衆議院議員強制起訴に関して「起訴されると有罪と見なすようなのはおかしいという時代になりつつある」ということを書いてある一方で、社説は「起訴=有罪=辞職すべし」というような論理展開ばかり。現場の感覚と論説委員様の過去の常識とがずれてい…

コリアンアイドルグループ

なんか日本のマスメディア、というかテレビの取りあげ方が不自然。なんらかの意図があるっぽい。 脚とか尻振りとかが強調されているところをみると、芸能というよりも風俗の世界のような気がする。

森元首相長男飲酒事故のグッドタイミング

こういう事件で活躍する週刊誌が軒並み盆休みで助かったのかも。 逆に、十分取材時間があるのでマイナスの可能性も。東京にいた時は遊びまくっていたって評判だから、あることないこといろいろ出てきそう。

昨日のスペイン戦はひどかったなぁ

テレビの中継が。 それにひきかえ、カメルーン戦の中継はよかった。山本の解説も、スタジオも。人のよさを隠しきれない森島、知性を感じさせる井原、中山、宮本、それぞれの発言がさすがだと思わせた。

キミは見て見ぬふりをしてきたんだね

大相撲の賭博問題の記事より。 ◇金銭感覚マヒ、背景 どこまでも続く「カネの闇」。協会関係者によると、力士の間で野球賭博は以前から浸透しており、手を染めていた力士には現役時代に看板的地位を務め、現在親方になっている人もいるという。今回名前が挙が…

働き盛りの種牛

遺伝子検査で陽性となった「忠富士(ただふじ)」は、働き盛りとされる7歳。5〜13歳のエース級6頭のなかでも今年、最も多くの精液の採取が計画されていた種牛だ。 asahi.com(朝日新聞社):口蹄疫感染疑いの忠富士、働き盛り 子牛仕入れ先も打撃 - 社…

口蹄疫が報道されていないと思う心

感染拡大防止のためにテレビの取材自粛要請がなされているためにテレビの報道(と報道形式娯楽番組)が少ないから騒がれていないと思うし、テレビが騒がないから新聞も騒がない。いかにわれわれがテレビに強く影響を受けて入るかがわかる事例だと思う。 牛や豚…

楽天が毎日新聞に流通企業認定されたぞ

まずはこの記事。 楽天市場:目標取扱額「年15兆円」 楽天の三木谷浩史会長兼社長は13日、東京都内で講演し、同社が運営するインターネットショッピングサイト「楽天市場」の取扱額について年15兆円を新たな目標にする方針を示した。従来の目標は1兆…

学研のおばんちゃんなんて知らない

よいこの学習から始まって1年の科学から6年の科学、中1コースから高3コースまで学研に囲いこまれていた身としてはさびしい。 で、私の小学生のころは、月に1回、始業前に教室を借りて学研のおっちゃんたち(販売代理店の人たちかな)が現金と引き換えに売って…

どっちやねん

島根の死体遺棄事件の夕刊の報道、朝日新聞では「遺棄現場で切断か」、毎日新聞では「よそで切断してここにもちこんだか」との報道。どっちやねん! 後者だったら犯人が女の可能性も出てくるので、ここ重要ですよ、おくさん。

幸福実現党の扱いはなぜ「諸派」なんだろう

どのマスメディアを見ても、幸福実現党の候補の「党派」欄には「諸派」と書いてある。あれだけの候補があり、比例区にも候補を立てていても「諸派」扱いなのはなぜだろう。新党大地とか新党日本とかははるかに候補者が少なくても党派扱い。前職議員もしくは…

朝日新聞がおかしい

というか「朝日新聞や読売新聞もこんなになってもうた」というところかな。 以前から産経新聞や毎日新聞の紙面にはうさんくさそうなものも含めて大量に健康食品や美容用品の広告が出ていた。経営状態のいい読売新聞や朝日新聞の紙面にはその手の広告が少なか…

最近時効批判がトレンディなようだけど

これまでの「こんな凶悪犯罪に死刑判決が出ないのはけしからん」というアジテーション(もしくはカタルシス)の代替のような気がする。 裁判員制度導入によって死刑判決を出すことの怖さが普通の国民にもリアリティを持つようになったために、これまでのアジテ…

京都教育大学当局の行動はあれでいいんじゃなかろうか

学外で、学校のカリキュラムの一環でもない、任意活動の場で起こった事件だから直接の責任はない。 同意の上だったら破廉恥な行為、同意がなければ犯罪行為だけど、同意があったかどうかは大学当局が調査すべきことではない。大学当局としては「学校の名誉を…

騒ぎ過ぎだけど、それでもいい

あきらかにマスメディア産業の稼ぎのネタとして必要以上に煽られているインフルエンザだけど、ほんまに強毒性のインフルエンザが発生したときのシミュレーションだと思えば、それなりに意味のあることのように思える。 「新型インフルエンザは怖い」って前提…

泥酔騒動

テレビCMで視聴者に移行を促す予定。「地デジ放送普及推進メインキャラクター」だったSMAPの草なぎ(弓へんに剪)剛さんが泥酔騒動で降板したため、注目度ががぜんアップ。 asahi.com(朝日新聞社):草なぎさんの分も、「地デジキャラ」発表 - 社会 …

騒ぎすぎゆうな

騒ぎ過ぎているのはテレビ局であって、それをまるで「世間一般が騒ぎ過ぎ」みたいにテレビでいうのはとても違和感がある。 警察のやり方はあれはあれでいいんじゃなかろうか。いまどきの六本木近辺で深夜に奇妙な行動をやっているやつを発見して薬物を疑わな…

ツヨポンは「さん」づけに

釈放されて「さん」づけになったようだけど、普通は不起訴もしくは起訴猶予になるまでは法律的には容疑者で、マスメディアでも「容疑者」扱いだったんじゃないか、SMAPだと特別扱い?と思ったらそうでもなかった。 大相撲元若麒麟の鈴川真一容疑者(25)の…

Youtubeで世界中の注目を集めたイギリスのオカン

テレビでも美談として報道されているけど、Youtubeの動画って違法アップロード状態ちゃうのかな?そのあたりの言及がテレビでも新聞でもまったくなされていないのはなんか座りが悪い。もし合法的手続きをすませているのならそのこともあわせて言及するのが自…

産経新聞の完勝だった

ツヨポン逮捕の件、ネット上のニュースという点では産経新聞社の完勝だった。 他の新聞社が夕刊の記事としてまとめたものを流していったのに対して、産経新聞社(産経新聞とサンケイスポーツ)は、新しい情報が出るたびに速報を流しつづけた。まるで通信社の配…

結局元と同じ

今年の頭あたりから各新聞社が事件記事の書き方を変えている。「調べによると〜」みたいな書き方ではなく「○○署によると〜〜という」「〜〜と検察はみている」といった感じ。警察や検察の発表はあくまで仮説、一方的な情報でしかないということを文体に反映…