不思議な篠崎新町

 酒場巡りでどこかのサイトの情報を元にある店へ向かう。都営新宿線篠崎から推定2km弱。篠崎スポーツランドとか篠崎高校はあるが、居酒屋のありそうな雰囲気のエリアはない。とにかく事前にチェックした位置情報を携帯電話で見ながら歩いていくと突然「篠崎新町」という商店街が現れる。入口にはゲート付き。路面は石畳。どうやらこの中にあるようだ。中に進んでいく。8時頃だったということもあるが、ほとんどの商店は閉まっているが、飲食店はびっくりするほど多い。お目当ての店は全然違う感じで失敗だったが。
 東京には駅から離れたところに以外に大きな商店街ができていたりするが、それでも唐突に別世界になるという点では五条楽園といい勝負ではないだろうか。
 でもなぜこんなところに飲食店の多い商店街があるんだろうか。ひとつ考えたのは、今も王子製紙江戸川工場はあるけど、篠崎スポーツランドも元々は大きな工場で、その2工場の関係者の需要でこの商店街が発達したんじゃないかということ。もうひとつの仮説は、淀川沿いの中書島、橋本のように、ここは元々船でやってくる遊郭だったんじゃないかということ。
 飲食店が集中しているのはこのあたり。map:x139.9132y35.6983
 入口はこのあたり。新町商店街入口というバス停もある。map:x139.9121y35.6984
 商店街の中の1軒。カラオケ居酒屋 篠崎