悪魔のささやき (集英社新書) / 加賀乙彦

悪魔のささやき (集英社新書)
 教養あふれる書なんだけど、あまり話題にならないなぁ。
 タイムリーな話題として、麻原彰晃に接見した時の話がある。加賀さんは麻原の異様な行動を紹介し、裁判を受けられる状態ではなかったと結論づけている。麻原裁判ってとにかく死刑判決まで早く持っていくということが優先している。世間に媚びているというか。今日の「サンデージャポン」でテリー伊藤が、なんの専門知識もなしに、しかも面談したわけでもないのに「演技している」とか決めつけていたあたりにも。
 堕天使というのがルシファでサタンだというのは全然知らなかった(異説もあるらしいけど)。氷室京介は知っていて使っているのか?