もう20年以上前だけど、オリコンの集計方法を書いた書類を見たことがある。実売枚数から推定するのではなく、サンプル店で1位なら何枚売れたことにする、2位なら何枚・・・・という表があって、全サンプル店分の総合計が推定売上枚数になるという仕組み。その仮定枚数は小数点以下が4桁ほどあって、統計学的手法で決めたもののようだった。実数から離れた統計学的手法だったんで、実数調査による推定値だと思いこんでいた私としてはかなりがっかりしたけど、今でも同じような仕組みなんだろうか?
レコード会社による店頭買い取りのアルバイトをしたことがあるけど、しっかりオリコンサンプル店リストが流出していて、サンプル店の中から買いに行く店を指示された。一方で、オリコンの方は、そういう不自然なデータは弾くような仕組みを持っているってことだったが。
当時そういうタコの足食いみたいなことやっていたってことは、当時はそれ以外にチャートを不自然に動かす手法がなかったってことなんだろう。今あるかどうかはしらないけど。