かつて「大分県初の内閣総理大臣に」とか期待されていた衛藤征士郎も65歳かぁ。今回の疑惑がなくても、もう首相の芽がない年齢とポジションになってしもうたな。もっとも大分県選出の首相はまさかの村山富市が実現したけど。
しかし情報誌を無理矢理買わせる、しかもその中身はよそからのコピペって、まさに典型的な総会屋のやりかた。そんなことを90年代半ばまでやっていたなんて、インターネットという新しいメディアを使いつつも、手法は情けないほどの時代錯誤。政治資金規正法違反の可能性があるのはもちろんだけど、明らかに著作権法違反。実際に、週刊東洋経済の記事をそのまま使って情報誌を作っていた総会屋が逮捕されたこともあるし。
今回の疑惑は今日の読売新聞朝刊第1面に掲載されたスクープ。大臣経験者とはいえ、衛藤征士郎が一面トップの価値があるのかと驚いた。
なぜ今このタイミングで記事が出てきたのか、どのルートから情報がもたらされたかというあたりも気になるところ。
