出産が減っているから産婦人科医が減っている

 こんなことを柳沢大臣が発言したという小さな記事があって、原本を探していたけど、やっとで発見。大臣の発言に激しい問題意識(というか、怒り)を感じた医療関係者が手分けして書き起こしたものらしい。

(24:17柳沢)産科は先ほど来、私も触れたかと思いますが、出生数の減少で医療人数がはっきり低減しているということの反映という風に承知いたしております。

 産む機械発言で「つい経済の用語を使ってしまった」と弁明していたが、どうもこの人にとって経済用語、経済原理がすべての根源にあるようだ。
 その後の答弁で医師が抱える訴訟リスクなどに言及しているとこからみると、産婦人科の医師のリスクが大きいというのを認識しているはずなのに、どうして上のような発言をするんだろうか。
 ということは、この人は経済・経営にリスクヘッジとかを織りこむことができないってことなのか?この人が経営をやったら、コストダウン最優先でリスク回避策も考えないっていうような会社になるんだろうなぁ。