門川さんの楽勝かと思っていて、某新聞記者の人が「接戦になりそうですよ」と聞かされてもそんなことはあるまいと思っていたら。やはり接戦だった。その人は「保守票が分散して当選ラインが下がりそう」という分析だった。
でも今回の選挙は「保守と革新」(って死語かも。共産対非共産というべきか)、「三党相乗りと批判勢力」という対立軸よりも「市役所対反市役所」だったように思う。という意味では、反市役所票が分裂したわけで、単純な共産非共産軸だったらあるいは・・・。でもそんな状況になったら三党側はなり振りかまわぬ動員・物量作戦に出てただろうから、やはり結果は同じか。
今日新聞の記事読んでて気がついたけど、門川さんって堀川の奇跡の推進者でもあるわけやね。そのあたりもっと強調してもよかったのに。
でスパマー(もしくは支持者がスパマー)の岡田さん。15年くらい前にランナーズを読んでいた人なら知っていると思うけど、当時はランニングの好きな社長さんとしてたびたび誌面に登場していた。それだけならいいんだけど、京都駅新幹線フォームのムーンバット社の広告は岡田社長がなんかの大会でゴールインするシーン。この会社、この社長はあきらかにおかしいと思った。案の定、それから何年かして、経営責任を問われて、婿殿であるにもかかわらず社長を更迭された。つまりは経営者として失格と断定されたということ。そんな人に市長になってほしいとは普通思わんよね。中傷扱いされるのを恐れてか、新聞のインタビューでもそのあたりのツッコミは皆無だった。唯一毎日新聞がツッコミいれていたが「従業員と対話を続けていました」と答えにもならない答えだった。
自分のゴールシーンを広告にするのと市長選に出るのはなんか共通のものがあるような気がする。自分を曲げない強さがあるというか、懲りないというか。
現市長の桝本さんってゴミ問題とか不祥事対策とかけっこうよくやっていたと思う。というか、それまでがなにもやらなすぎたというべきか。