PC用USB音源UA-30からのデジタル出力をアンプに繋ごうと考えた。オプティカルとコアキシアルそれぞれの出力端子、さらにアナログ出力を持っている。これまではアナログ出力で接続していが、デジタル-アナログ変換はアンプにやらせたほうがよさそうに思えたので。
アンプSA-XR55のデジタル入力はオプティカル2つにコアキシアル2つ。うちオプティカル2つはDVDレコーダからの出力を繋いでいて、コアキシアルの1つはCDプレイヤからの出力を繋いでいる。普通に考えるとコアキシアルの残り1つに繋ぐところだけど、デジタル入力を割り付けできるのはテレビ、DVDレコーダ、DVDプレイヤ、CDプレイヤの4つだけ。音声のみの接続はすでに埋まっているCDプレイヤだけ。
ということで、死蔵していた機械式パッシブAVセレクタをCDプレイヤ端子の手前に噛ませて、CDプレイヤからの出力とUA-30からの出力を切り換えるようにしてみた。
ところが、再生している音が途切れる。CPU負荷かHDD速度の問題かと思って再生ソフトをいろいろと変更してみたが、大きな変化なし。USBスピーカーを繋いでみたら音切れがなくなった。ということはUA-30の側に原因がある。これまでUA-30は主に入力ディバイスとして使ってきて不都合はなかったものの、出力時は能力不足なんだろうと考え、新しいものを検討しはじめた。
念のためアナログ出力から音を出してみたら普通に音が出る。ということはデジタル出力のアナログ変換の部分に問題があるということになる。しかしCDプレイヤからの出力は問題なく音が出るのでXR55の側に問題があるということでもない。となるとUA-30とXR55の間の接続に問題があるはず。
UA-30に差してあるRCAケーブルを何度か抜き差ししてみたらほぼ問題なく再生できるようになった。デジタルだから音が出ている限りはデータ漏れはないと思っていたけど、接触が悪いとデータの脱落があるんやね。でもその脱落をできるだけ補いつつアナログ変換するって仕組みもたいしたもんだ。
音の方は期待通り、UA-30でアナログ変換させたものと全然違う。
一連の作業の中でいろんなプレイヤ試してみた。1by1とかFittleあたり、ファイル整理ができることもあって、結構つかいやすそう。ASIO4ALLも試してみたが、UA-30では入力のみ対応で、出力は対応できないようだ。
Fittleはbase.dllの2.2を使用していて作られているが、ダウンロードできるflac、apeの再生アドオンdllのバージョンは2.4。base.dllを含む全dllを2.4に変更してみたが、Fittleが起動できなくなる。アドオンdllの2.2は配布サイトからリンクが張られていないが、2.4ダウンロード用URLの24の部分を22と書き換えてみたら両方ともダウンロードできた。