バッファロー吾郎

 ああいう言葉を練ったコントは好き。決勝のネタだとザ・ギース、チョコレート・プラネットとか。騒いだり、妙な格好したり、妙な顔したりするコントはおもしろいと思わない。「言葉重視だったら漫才でええやん」と言われるとその通りだけど。
 あの審査方法だと、後輩の面倒見がよく、しかも最大手事務所所属のバッファロー吾郎に有利だというのは否めないけど、そんなことをすっとばしても良くできていた。
 バッファロー吾郎って関西圏以外ではまったく無名で、ほとんどの人たちは「なんじゃ、このおっさんらは」と思ったんだろうな。そういえばジャルジャルが決勝に出てきていないのが残念。
 ファイナルの舞台、それぞれのコントに合わせたセットになっていた。ということは、残りの6組のセットも用意していて、その場での審査と抽選の結果に合わせて生放送の中でセットを入れ替えたということか。さすが、「8時だヨ!全員集合」を生で続けていたTBSだけある。というか、生放送の中で8組分のセットを入れ替えただけでもたいしたもんだと思う。