国籍法改正反対って反国家的行動なんじゃないの

 自衛隊内で反国家教育がおこなわれている - パンクはいつも突然に
 で書いた話と共通することだけど。

 憲法は国家を形づくる基本であり、国家の価値観を示し、ある意味国家そのもので、その憲法に従って決定された最高裁違憲判決に沿って立法府違憲の法律を改正しようとするのは、国家運営として正しい姿であり、三権分立の原則に従った行為。
 それに対して異議を表明するのは憲法が保証しようとする権利だから問題ないけど、それを実力によって阻止しようとするのは国家の仕組みを壊そうとする行為で、反国家的行動。ましてやいやがらせなどまでして阻止しようとするならそれは反国家テロだと言える。

 国籍法改正反対が誤解に基くものでその影響についても杞憂だとか、判決が出た今となっては意味のない行為だとかいうのは以下のサイトに書いてあるとおり。
○○○!知恵袋 国籍法は改悪なんでしょうか? - いしけりあそび - Yahoo!ブログ
20081117 国籍法改正反対運動の愚
衆議院議員 河野太郎発行メルマガ「ごまめの歯ぎしり」ブログ版 » 国籍法に関するQ&A

 ブックマークコメントでも書いたけど、河野太郎blogに汚い言葉を書いている人(コメントしている人全部がそうというわけではないので念のため)が、守りたいと思っている日本のよさって何なんだろう。思いやりとか寛容性とか謙虚さとか(まぁ何でもいいんだけど)いった、日本の美風じゃないよね。

 実はこれってナショナリズムアジテーションがネット上でどの程度有効なのかの実験なんじゃないかとさえ思う。産経新聞阿比留さんがジャーナリストらしい検証もなく聞いた話を増幅して発信しているのを見ると。