駅伝シーズンいろいろ(メモがわり)

高校駅伝

 昨年の大会映像で豊川高校の留学生の姿が一切映らないような編集になっていた。教育的配慮もあるんだろうけど、スポーツ中継としてはどうなんだろう。

高校女子駅伝V貢献のケニア人留学生、迷走の裏事情

■出席足らず退学処分→帰国前に「行方不明」

 昨年の全国高校駅伝大会女子の部で初優勝した私立豊川高校(愛知県豊川市)で、女子駅伝部員として優勝に貢献したケニア人留学生(17)が“失踪”した一件が関係者を困惑させている。留学生は今年4月、出席日数不足で退学処分となったが、帰国のため関西空港に向かう直前、送迎の車に乗らずに走って逃げて行方不明と報じられた。その留学生が現在、復学を希望して豊川高校と交渉しているというのだ。

記事本文の続き 豊川高校などによると、留学生は昨年2学期から欠席がちになり、3学期にはほとんど登校しなくなった。担任が駅伝部の寮に出向いて説得したが、卒業に必要な出席日数を大幅に下回り、3月31日付で退学処分となった。

 留学生は帰国に同意したため、学校側は今年4月26日、関西空港に向かうための車を用意した。ところが、留学生は乗車を拒否してそのまま逃走。翌27日に学校を訪れ、「ケニアに帰っても自分には何もない」などと帰国を拒否。学校が連絡先を尋ねても「私はもう、ここの生徒じゃない」と言い残して再び姿を消したという。

 以来、2カ月以上たった今まで所在は分からなかったが、夕刊フジの取材に応じた関係者は、「(留学生は)彼女を豊川高校に紹介した陸上競技の関係者のもとにいる。弁護士を通じて連絡も取れる」と明かした。

 2008年の大会前にすでに欠席がちだったのか。留学生の人選やその後のフォローのノウハウがまだ不充分だったんだろうか。それはともかく、2009年大会の豊川は強かった。日本選手のレベルも相当に高い。
 大分東明の油布郁人って中学高校の同級生の油布くんの息子なのかなぁと前から思っているが、結論は出ていない。
 大分東明2区の立川のお父さんは旭化成にいたとのことだけど、大分桜丘(現:楊志館)から旭化成大分に進んで、びわ湖か別大で終盤までトップを走った立川だろうか。
 県予選と近畿大会で須磨学園に破れた西脇工業が全国大会では須磨学園を上回ったのも驚いた。経験の差ってやつか、それともメンタル・フィジカル両面での調整力なのか。

箱根駅伝

 明治大学が素晴らしかった。駒は足りないけど、チームのレベルが上がっているのがわかる。
 柏原が強いのはやむなしといういことで。ライバル校は柏原の卒業を待つしかないんじゃないかな。

実業団男子駅伝

 白水監督、おめでとうございます。リッカー、日産自動車ダイエー積水化学と廃部(日産の場合は厳密には廃部ではなく大幅縮小)を経験してきて久々の栄冠。一時期広島の第3セクターにいたこともあったはず。
 鈴木が男女とも大幅縮小、JALグランドサービスも親会社があんな状況。きびしいね。

都道府県女子

 京都が、まさか小崎のところで計算違いになるとは意外だった。マラソン練習中に駅伝に出るってどうなんだろう。小鴨由水の成功例はあるけど、あの時は9区10kmで、今回は2区4km。
 学生が力をつけてきているというのが印象的。実業団の枠が小さくなっているのでそこからはみ出て進学する選手も増えているだろうけど、実業団にすぐに入らずに学生として力をつけるという選択肢が悪いものではなくなった、それだけ大学でも育成ノウハウができてきたということかも。

都道府県男子

 佐藤敦之の走りが熱かった。
 兵庫県優勝の影の立て役者は西脇工業の志方だと思う。テレビ中継が追っていない間に一気にスパートを決めて差を詰めていた。
 埼玉2区の打越のお父さんって雪印にいた人かな。