最近静かな舗装が進んでいる

 うちの近所の交差点付近が静かな舗装になった。静かな舗装から抜けると急にうるさくなってびっくりする。
 他にもあちこちで「静かな舗装をしています」って工事現場をちょこちょこ見かける。うるさいよりは静かなほうがいいんだけど、これだけ政府や地方公共団体の財政が逼迫している中で今やる必要があるとは思えない。
 かつて横断歩道がストライプだけになった時に「新規のだけ変えます」っていわれていたのにも関わらず既存の横断歩道の縦の部分を削る工事がすごい勢いでおこなわれたことを思い出す。

 大規模道路工事がストップしている分をこういうところで使う/稼ぐしかないんだろうな。
 公共工事ってのは景気対策、雇用対策でもあるんだけど、そういうタコが自分の足を食べるような国家の構造ってもうそろそろ限界のような気がする。民主党の掲げる政策でそれが克服できるとは思わないけど、方針転換の始まりだとはいえるんじゃなかろうか。