our credoはどこにいった

 自社製の使い捨てのコンタクトレンズの人気商品をめぐり、医薬品・健康関連用品の世界最大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の日本法人(東京都千代田区)が、広告に販売価格を表示させないよう販売各社に圧力をかけたとして、公正取引委員会独占禁止法違反(不公正な取引方法)で、同社に排除措置命令を出す方針を固めた。値引き競争による人気商品の価格下落を抑えるため、販売各社を不当に拘束したと判断した。

 あのour credoはどこにいったんだ、と思って検索してみた。

我々の第一の責任は、我々の製品およびサービスを使用してくれる医師、看護師、患者、
そして母親、父親をはじめとする、すべての顧客に対するものであると確信する。
顧客一人一人のニーズに応えるにあたり、我々の行なうすべての活動は質的に高い水準のものでなければならない。
適正な価格を維持するため、我々は常に製品原価を引き下げる努力をしなければならない。
顧客からの注文には、迅速、かつ正確に応えなければならない。
我々の取引先には、適正な利益をあげる機会を提供しなければならない。

 たしかに最後の項目に忠実だったわけで、ある意味おそれいった。

 our credoをあらためて読みなおしたら「それぞれの国の法律を守る」というような項目はない。あたりまえだから書いてないのか、意図的に抜いているのか。