学校の認可ってのは公平な審議会が審議し、文部科学大臣に答申、大臣がそれを認可するかどうか判断するっていうのが建前。でも実際は文部官僚が細かい基準を作り、それができているかチェックして指導し全てお膳立てして、審議会や大臣はそれをスルーして認めるというのが実態。そこにはいろいろな利権や天下りの構造がある。田中大臣が戦っているのはそこ。メディアが激しく大臣を攻撃するのも官僚の誘導に乗ってしまっているため。
だいたい、過去の不適切な認可に対して政治家なり審議会委員なり官僚なりが責任を取ったなんて話は聞いたことがない。
とはいえ、今回の戦いは唐突すぎるのは確か。人事担当者から「実質内定していますから。形だけの顔見せの最終面接ですよ」といわれていたのに、実態は落ちることもある最終面接だったというような感じか。もちろんそもそもの原因は過去の経験を元にミスリードした人事担当者なんだが。
