現代日本の政党デモクラシー / 中北浩爾

現代日本の政党デモクラシー (岩波新書)

現代日本の政党デモクラシー (岩波新書)

 リアルタイムで見てきたことなんだけど、わすれていたり、対立軸を勘違いしていたりしていたりが多くてがっかり。
 昨年の総選挙の結果を受けて中選挙区制復活論とか出てきたりしているし、著者も穏健な多党制派のようだけど、多党制がうまく行ったのは経済成長期だけなんじゃないのかな。そもそも政党政治の歴史が少なく、世界的に見てもサンプルが少なすぎるわけなんだけど。