2014年夏の首都圏でのデング熱の流行って「日本の亜熱帯化のせい」とかのステロタイプがメディアで流されているけど、違うんちゃなかろうか。
あるエリアでのある時期の患者の発生数はウイルスキャリアの密度、ヤブカの密度、人の密度と正の相関性がある。人の密度はそんなに変わらない、ヤブカは以前から首都圏にいる。となると、流行した原因はウイルスキャリアが増えたということ。イベントで一時的に増えたからか、常在的に増えているのかはわからないが、多分前者。
首都圏以外では流行らしい流行が見られないことからも、これは国際都市東京ならではの現象だと言える。
行政は感染源イベントのだいたいの目星はつけているんだろうけど、発表はできないよね。