。「アーティストは一般的な国際契約ルールに従えば、外国でレコードが販売された場合、ロイヤリティは大体2分の1である。韓国や中国などはほとんど、レコードは日本の3分の1の価格で販売されているので、アーティストのロイヤリティは6分の1になる」(生野秀年氏、第4回議事録より)。
ライセンスは契約で決めるもんだろというのは記事中にもつっこまれとる通りやけど、これは「日本ではレコードは韓国や中国の3倍の価格で販売されている」ってことでしょ。その構造こそが既存の業者にとってはおいしいところで、そこを今必死に守ろうとしているってことが見えてくるぞ。
。「平行輸入は独立した各小売店ではなく国際展開している小売チェーンに優勢をもたらす」といった具合に、RIAAの並行輸入否定論は、“アジアなどでのライセンス生産”といったカッコ付きのものではない。
国際展開している小売チェーンが優勢になってなぜいけないのかがまったく理解不可能。そこには客の視点がないぞ。