塩ビパイプスピーカ、2台とも改造

 これがメイン機の現在のお姿。これまではエルボーにユニットを取り付けていたけど、ふと思い立ってチーズに変更してみた。ティーズを使うなら当然煙突も建ててみようってことで上にパイプ。おお、低音がぐっと太くなった。でもちょっと聞いていたら当然のごとく管鳴りが気になってくる。ということはストローダクトのお出まし、ってことで、煙突のパイプのティーズ側にもストローを詰めてみた。期待通り。
 その後煙突の長さとか出口の形状とかいろいろ試してみたけど、やっぱり長くしすぎると管鳴りが出てきてしまう。出口をそのまま開放しているとエコーっぽい響きが出てくる。現在の煙突はVP100×50cm。
 出口は100-50のインクリーザをかぶせるといいあんばい。さらにその先にVP50のパイプとストローをつけるとかもやってみた。で・・・・

 そんなこんなの試行錯誤を経て、現時点での出口部分はこんな状態(写真はひっくり返した状態)。100-50の偏心ソケット、もしくは偏心プッシュと呼ばれるものにVP50×10cmを突っ込み、その中に3mm厚の段プラを巻いて突っ込む。キャップに穴明けてもよかったかも。
 ストロー、段プラ以外は一切詰め物なし。

 音としては重低音域がぐんと厚くなって大満足。テレビの音を大きめの音量で聞いていると、なにげないドラマにもけっこう低い音が入っているとか、ドキュメンタリー番組で畳の上を歩く音が入っているとか、CMでも低い音を意識的に入れているものがあるとかがわかった。いろんな人の声がこもって聞こえないかのチェックのために見ていたサンデープロジェクトでは、出演者がテーブルを叩いたり、脚がテーブルにぶつかったりする音までリアルに聞こえた。
 一方、先週なんとか聞ける形になったKFC-C162のサブ機、今回ポートのパイプを10cmに交換、さらにL型の給水栓用エルボーをつけてみた。パイプ、取り付け口とも片側だけとりつけて試してみたが、それぞれ明らかに低音で効果が感じられた。ただエルボーの場合は、曲げたことによる効果なのか、単にポートが長くなったことによる効果なのかは不明。