玄箱、再びdebianへ

 vinedebian、それぞれ一長一短あって、それなりのストレスがあるんだけど、ソフトインストールの面倒さがだんだんいやになってきたので再びdebianへ。やり方を確立したのでメモ。
 vineをインストールした状態からEMモードへ。

echo -n 'NGNG' > /dev/fl3
reboot

 EMモード状態でtelnetログイン。ログイン名root、パスワードkuro。HDDの領域をマウント。

/bin/mount -t ext3 /dev/hda1 /mnt ; /bin/mount -t ext3 /dev/hda3 /mnt2

 第1パーティションのファイルを削除して、確認。すでにパーティションが切ってある場合は、パーティションの削除、再設定などの作業は不要。変更したいなら変更してもいいけど、いまの私には不要。

cd /mnt
rm -rf *
ls

 そのままの状態でFTPログイン。ログイン名、パスワードは同じ。debian-sarge-2.6.17.3-kuroBOX-20060702.tgzを/mnt2/shareにプット。
 再びtelnetに戻り、tarを第1パーティションのルート(この状態では/mnt/)で展開。/mnt/にいるはずなのでcdは不要。

tar zxvf /mnt2/share/debian-sarge-2.6.17.3-kuroBOX-20060702.tgz

 viで/etc/hosts、/etc/hosts.allow、/etc/resolv.conf、/etc/networks/interfacesを編集。
 ノーマルモードに戻して再起動。

echo -n 'OKOK' > /dev/fl3
reboot

 これでdebianが起動するはず。ログイン名、パスワードともtmp-kun

Debian GNU/Linux 3.1 KURO-BOX
KURO-BOX login: tmp-kun
Password:
Last login: Sun Sep 3 20:49:43 2006 from 192.168.1.25 on pts/0
Linux KURO-BOX 2.6.17.3-kurobox #3 Sat Jul 1 18:25:15 JST 2006 ppc GNU/Linux

 日付を確認して、apt-get update;apt-get upgradeしたりとか、パスワードの変更、ユーザの追加、tmp-kunの削除などのお約束の初期設定。



 しかし、もう少し簡素化可能なのに気がついた。montavistaもしくはvineが生きている状態で

cd /
rm -rf *

 とやって、その後ハードウェアリセット。この状態では勝手にEMモードで立ち上がる。あとはマウント、展開、ファイル修正。ネットワークドライブとして動いているなら、事前にtarファイルを玄箱においておくこともできる。その場合はrm -rf *の前にアンマウントをしておかないとtarファイルまで消えてしまうので要注意。