DNA鑑定関連の新聞記事を読んで

 6月5日の新聞読んで、当時警察が採用していた鑑定方法がわかった。特定のパターンの繰り返しを数えるという方法だけらしい。ずいぶんシンプルな。
 考えてみれば、警察にはDNAの専門家なんて皆無だっただろうし、専門家でもない人でもそこそこできるようなプロトコルしか使えなかったんだろう。

 毎日新聞龍谷大学の村井さんがこんなコメント寄せていた。

 私はDNAの一致を有罪の決め手とすべきではないと思う。むしろ、不一致の場合に無罪とするやり方で積極活用すべきだろう

 これを読んで、DNA鑑定が日本でも導入されようかという時期(足利の事件の前だったか後だったかは覚えてない)に某DNAの専門家が、アメリカでの利用のされかたを「無罪の決め手にはなるけど、有罪の決め手にはならんのやって」といっていたのを思い出した。