日本航空がつぶれた責任は国民にある

 親方日の丸体質が抜けなかった、高コスト体質だった、政治的な空港建設のつけを負わされた、労務管理に失敗した、官僚機構にいいようにされたとかいろんな原因があるけど、そういう政治的意思決定の仕組みを選挙によって国民(個人ではなく総体としての国民)が支持しつづけていたわけで、その責任を国民、というか政府が負うのはある意味当然。
 その過程でいい思いしたやつはたくさんいるんだけど、それを是認していたも国民の意思だし。
 いい思いしたやつを許さないとしてなんらかの制裁を加えるかどうかも国民の意思、のはずなんだけど、それは時間的に間にあわない。