永守さんのタニマチっぷりに感心した

 日本電産サンキョー所属のメダリスト2人が帰国してまっさきに向かったのが京都にある親会社日本電産。京都では永守さんを囲んで記者会見。その場で2階級特進を発表していた。
 最初は「自分が走ったわけでもないのに。こういうのが京都でイチビリいわれるんやで」とか思ったけど、あれはあれで典型的なタニマチ的言動で、ある意味適切なのかなとも思った。「シャカリキ!」でいうと石渡社長みたいな感じで。なんたって、三恊精機を買収した時の彼の決断と支出がなければメダリストも生まれていなかっただろうし。少なくとも、金も出さない、大会も見にいかない、オリンピックの時以外はテレビ中継でさえ見ない私よりははるかに貢献している。

 過去の永守さんからしてみると、スケート競技への支出なんてとんでもないといったところだけど、これが新しい経営手法のひとつになるのか、たまたまで終わるのか、ちょっと気になるところでもある。