京都地検がwinny起訴で会見

 京都地検高田明夫次席検事は31日の記者会見で、ソフトという道具を包丁と拳銃に例え「包丁を数10万本作っても、人殺しに使うのは1本あるかないか。拳銃は金づちとしても使えるが、大半は人を殺すためにある。ウィニーは大半が著作権侵害に使われている。何を目的にしたのかが基準だ」と、ウィニーでの違法行為横行を起訴理由の一つに挙げた。
 これに対し、弁護団は同日の会見で「拳銃を作れば銃刀法違反、これは法があるからいい。拳銃作れば殺人罪のほう助ですか」と述べ、検察側の論法に疑問を呈した。

京都新聞

 なんでこんな一瞬でばっさり斬り捨てられててしまうような理屈を地検は持ちださなければならないのか、そのあたりの事情の方に興味が出てくるわ。

ウィニーは、著作権を侵害せずに使うこともできるが。
 「検証の結果、数10万件の利用のうち、そういう(適正利用)のは2%ぐらいで、ほとんどは著作権侵害。金子被告もその目的でしか使っていない」

 その数字はどんな根拠ではじきだしたんでしょうね。
 京都府警の警察官の場合はその2%だったのか?とツッコミいれたいところだけど、警察と検察は全く別の組織でしたな。