鳥越さん、気をお確かに

鳥越編集長は「確か」「つもり」と前置きして、原稿を見ていなかったからチェックできずにそのまま掲載されてしまって真意が伝わらなかったというような説明をしています。

 これがジャーナリストの発言ですかいな?鳥越さんが書くインタビュー記事はインタビューされた人に原稿の確認しとるん?あるいは、原稿をチェックさせてくれといわれたらそれを渡すん?毎日新聞の記者時代、あるいはサンデー毎日の記者時代にそんなことやってたん?やってへんでしょ。たぶん「広告ではなくって報道なのでそんなことはできません」と、時には説教しながら(この部分想像)、断わってたやろ。
 それなのに、このようなことを平気で公衆の面前でいってしまうってのは、自分の都合でしか考えてへんのか、あるいは書かれる身になって初めて気がついたんか、それともITメディアを自分たちとは違う「ジャーナリズム未満」とみなしとるんか。どちらにしても情けない、かなり脱力する話。