サンデープロジェクトの限界集落特集

 12月2日のサンデープロジェクト限界集落の特集はなかなか考えさせるものだった。その中で大きな疑問がひとつ。杉の植林は現金収入が40年後になるということだったけど、その間はどうやって食べていたんだろうか?たんぼも畑もつぶして植林したような話だったから、他の収入がない家も多かったんじゃなかろうか。補助金が生活できるほど多かったんだろうか?それじゃ「補助」金とはいえへんがな。
 木材自給率の向上を目指したという判断は当時としては合理性があったんだろうけど、それを実現するために補助金という仕組みに頼ってしまったのが山村の疲弊につながったんじゃないかと思った。これも一種のモラルハザードやね。