団抜きの銀メダルとか

 チームパシュートを団抜きと略すのは自転車関係者だけなんだろう、という話が昨日の宴会で話題にのぼった。
 「自転車とほぼ同じ時速のはずなのに、あっというまに半周するような感じがないな」と思ったけど、ロングトラックの一周は400mなのに対して、自転車の国際大会では250mバンクが標準だということの違いだとわかった。
 「最後は横一線に並んだほうがいい」ってのは本当なんだろうか。検証されているんだろうか。選手の余力具合とかフォーメーションにもよるけど、いちばん速く滑れる選手が最後まで引いて一直線で滑った方が早いような気がする。野球でいうと「1塁は駆け抜けろ」みたいな話で。
 0.02秒の違いは。長距離が得意な選手が多いドイツが追い上げたというよりも、ドイツのフォーメーションが最後まで乱れなかったからなんじゃないかと思った。フォーメーションが乱れないのは、チームとしての練習ができているからなのか、個々の選手の余裕があるからなのかはわからないけど。
 ロングトラックの選手が掛けているゴーグルってもっと空気抵抗を減らすような形状にしたほうがいいんじゃなかろうか。少なくとも、ツルはフードの中に入れたほうがいいように思う。